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2005年12月18日

●[ゆ]3歳8ヶ月28日|寒い12月にゆげじが吠える

神戸は冬それほど寒くないし、降水量自体少ないもんだから雪はめったに降らない。


ましてや神戸南部、雪の積もらない冬もよくある。




12月から積雪を見たのは、28年生きてきて初めてかもしれない。






さて、私には、まもなく三歳九か月になろうとする愛娘ゆげじが居り、
わたしはこの束の間の銀世界がうれしくてしょうがなく、
彼女に『みてごらん!ゆき、つもったよ!きょうはそとでゆきがっせんいっしょにしようよ!!』
と声をかけた。
起きたばかりの彼女、眠そうな目をこすりながら、ゆき という言葉に反応して少しほほがゆるみ、にこり。






そして、カーテンをあけて彼女をかかえあげ、外の真白な光景をともに喜ぼうとすると。。。






ゆげじの片眉がぐぐぐと下がり、それこそ懐かしのビーバップハイスクールの不良高校生よろしく激しく歪んだ顔で…




『かーちゃん、これ寒すぎ!家に居る! も~、ありえましぇん』




と、
ワタクシの凝り固まった想像(三歳児幻想)からするとおよそ及びもつかぬようなそれこそ『ありえない』ことを吐き捨て、
黄色いプーさん柄のブランケットにくるまりさらにはご丁寧に座布団までかぶって、
ラグの上に横たわり『あーしゃぶいしゃぶい』ととどめの一言をつぶやきながらマジレンジャーを見はじめた。



わ た し ま け ま し た わ
(※回文)








だいたいあれだよ、ゆきやこんこといえばあられやこんこが定石、
犬は喜び庭駆け回りガキどもはわずかな雪をかきあつめどろだらけになりつつもかまくらに雪だるまをいつつもむっつも延々つくっちやうくらい瞳孔見開かせほほが紅潮し交感神経フル回転のハイテンションで歓喜のはしゃぎ声をあげるものなんだ。
もげじのささやかなファンタジー。。。








ガキってやつぁ、親の手の中で育てても育てても、
いつのまにかくそガキらしい反応を編み出しては親のよこっぱらをくすぐってくれるものなのさ。








―――それが三歳児クォリティ。

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