●生後10日|すんすんすんすんふがふがふがふが
23時くらい。乳やりでべびじ(仮)に呼ばれる。
乳をたっぷり与え、寝るかと思ったらそうでもなく、
黒目をらんらんと光らせ、
鼻の穴がぽこぽこと膨らみ、
口もあんぐりあけたりとじたりむすんだり、
両の手は交互に宙をかいたり曲げ伸ばし、
両の足もそろえて精一杯伸ばしたり、交互に宙を歩いたり。
左右のまぶたはほぼ同じくらい開くようになり、
そこそこに目の向く動きも揃って、細かなブレが少なくなっている。
なんとなく気になる声や音のするほうに顔が向くことが多い。
べびじ(仮)の覚醒タイムだ。
ゆげじが寝ている横で、べびじ(仮)は1時間半は確実に起きていた。
夜遅いなあと思いつつ、わたしとダンナでのぞいてついつい相手をする。
ひょーーっという表情でおでこによこしわをたくさん作り、顔を覗き込んでこられるとたまらない。
寝ているときと違い、起きてるとすごく呼吸も活動的。
すんこすんこすんこすんこ。
ふがふがふがふがふが。
寝かそうかなと思ってもべびじ(仮)のあまりのやる気に根負け、いっしょに遊んでしまう。
たっぷり相手をしたら、最後なんかにやりと笑顔を見せ、
そして呼吸音が静かになっていつのまにか寝る。
深く眠ったらあおむけのまんま、静か。
起きてるとタオルケットならば蹴飛ばすようになった。
もう、長肌着はすぐに前がはだける。
コンビ肌着で足のスナップ止めが欠かせない。
みんなで寝てるとこよりちょっとだけ離れた場所に
ベビーベッドを置いて、
ぐっすり寝てるときはそこにいてもらう。
彼だって起きるわけだが、
さしあたってオムツでもなく腹が減ったでもないとき、
なんだか人を呼びたいような相手してもらいたいときには、
泣くよな違うよな、
「しゅがっ!!!!」という音や
「きゅー」とどっかを鳴らしたり
「ふんゃ~」と単発一回泣きなんかで
とりあえず意思表示してる。
あと鼻息ね。すんがすんがふごふご。
ゆげじは構いたくて、でも3歳の力加減は
配慮がありつつもまだ未完成なので
時としてべびじ(仮)なんだか顔が手が足が腹がぐにぇーーと歪んでるけれども、
でもそんなときに限って、べびじ(仮)ほぇーと笑顔を浮かべたりする。
べびじ(仮)にとって、胎内にも絶えず聞こえていたゆげじは懐かしく、
また生まれてみれば、動かないべびじ(仮)の視界にくるくる現れては消えたりで、
たくさんの刺激をくれて、
楽しくって。
夜、ベビーベッドに立つのがじゃまくさいので、
布団におろして一緒に寝た。
泣いてても起きれずぼんやり寝てたら
しんちゃんがオムツ替えてぼけーっと抱っこしてたよ。
私はそのあとべびじ(仮)を受け取り舟こぎしつつ授乳しました。
多分私のほうが楽ですね。